夏は何かと外出が増えたり、肌の露出が増える季節です。この時期、特に気を付けたいのが紫外線。私たちの体に害をもたらす紫外線には2種類あるってご存知でしたか？ひとつは肌の深部にまで届いてハリや弾力を奪い、皮膚を黒くするUV-A。もうひとつが短時間で赤くなり、ヒリヒリとして火ぶくれを起こしてシミやシワの原因になるUV-Bです。日焼け止めクリームでよく目にする「PA」や「SPF」はそれぞれUV-A とUV-Bに対応して日焼けを防ぐ働きを示しています。効能を知り、シーンによって使い分けたり2、3時間ごとに塗り直すことが効果アップにつながります。最近はUVカットを施した商品が沢山あるので、化粧品と組み合せて上手に使いこなしたいものです。 　また、紫外線は肌の老化につながるだけでなく、時として抵抗力を弱めたり、皮膚ガンや白内障の原因にもなりかねません。洗濯物を干したりちょっとそこまでの買い物にも油断は禁物です。 　日焼けは「火傷」と同じこと。ダメージを受けた肌は、よく冷やすことが大切です。それからしっかり保湿。高い化粧品もいいですが、お手頃な化粧水をたっぷり使うという方法もいいのではないでしょうか。そして水分補給も忘れずに。肌に赤味を発見したら、化粧水をたっぷりつけて3分ほど冷たいタオルでクールダウンしてあげましょう。これ、お勧めですよ。 　そして、肌のお手入れと同時にビタミンA、C、Eやミネラルなどバランスのとれた食事で内面のキレイも心掛けましょう。但し、ビタミンCがいいからと言って摂り過ぎはかえって逆効果になるそうなので注意してください。 　お手入れに「早い」も「遅い」もありません。一生付き合っていく肌です。大切にしてあげましょうね。